よく株初心者は仕手株にのってしまい損失を生み出してしまいがちです。しかし、仕手株と分かっていれば、損失を防ぐどころか収益を得ることも不可能ではありません。

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あの宮入バルブが急騰!今回も仕手筋によるもの?

宮入バルブといえば、昔、仕手化によってとんでもない大相場となりました。
記憶が定かではありませんが、過去のチャートを見ると2004年に高値1,230円まで買われたことがありましたから、恐らくこの時期ではないかと思われます。
ほんの少し前まで株価は100円付近だったことを考えると、とんでもない上げ幅ですね。

さて、そんな宮入バルブですが、9月以降、株価は緩やかな上昇を続け、100円台だった株価は140円台に。
さらに12月に入ると出来高を急増させ、一気に株価は200円超へと急騰させています。
3ヶ月弱で株価は倍以上ですから、下値で拾っていた人は今の時点でもかなりの利益を手にしていることでしょうね。
こんな値動きを見せると、昔を知る人なら「あの仕手の大相場が再び!?」といった期待も頭を過ぎるかもしれませんが、良くも悪くも今回は「ある国策」が材料となって株価を急変させているのです。
ちなみに、その話題の国策とは「水素」となります。

先週末4日(金)、菅首相は記者会見を開き「2050年カーボンニュートラル」目標を達成するための具体的な政策について公表しました。
カーボンニュートラルとは、環境化学の用語の一つで何かを生産したり、一連の人為的活動を行った際に、排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量である、という概念です。
一言でいえば”二酸化炭素の削減”であり、最近人気のテーマ「再生可能エネルギー」や「EV(電気自動車)」「蓄電池」「脱炭素」などが該当します。

さらに菅首相は「過去に例のない2兆円の基金を創設し、野心的なイノベーションに挑戦する企業を今後10年間、継続して支援する」との発言とともに、水素システムを新たなエネルギーインフラに位置付けたのです。
具体例として「大規模で低コストな水素製造装置」「水素飛行機」「水素の運搬船」を開発課題に挙げ、加えて「電気自動車や再生可能エネルギーの普及に必要な低コストの蓄電池」「排出したCO2を使って、プラスチックや燃料として再利用する」といった革新技術を示したのです。
こうした発言から水素に関係した、所謂「水素関連」が市場で注目されるテーマとなりました。
ちなみに、宮入バルブは老舗のバルブメーカーであり水素を用途としたバルブの需要拡大から思惑や期待が広がり買いへと繋がった模様。
仕手を好む方にとっては材料あっての急騰は面白くないかもしれませんが、理由はなんであれ結果として株価を上昇させているなら今後の展開も注目したいですね。
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